NHKマイルカップ、連勝式は手広く流した方がよい?
NHKマイルカップのデータをみてみますと、過去10年では、1番人気の成績(5,1,0,4)が良いことがわかります。この勝率5割、連対率6割の数字は、全レースを対象とした1番人気の勝率が3割台、3着内率も7割前後という統計からみましても信頼度が高いといえます。
人気データ
1番人気 【5-1-0-4】
2番人気 【0-1-1-8】
3番人気 【2-2-1-5】
4番人気 【0-1-1-8】
5番人気 【0-2-0-8】
6番人気 【0-1-1-8】
7番人気 【0-0-0-10】
8番人気 【0-0-1-9】
9番人気 【0-1-0-9】
10番人気 【2-0-0-8】
11番人気 【0-0-0-10】
12番人気 【0-0-1-9】
13番人気 【0-0-1-9】
14番人気 【0-0-1-9】
15番人気 【0-0-1-9】
16番人気 【0-0-0-10】
17番人気 【1-1-0-8】
18番人気 【0-0-1-9】
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ただ、NHKマイルカップの連勝式の馬券は、2、3着にくる馬の人気が低いことも多く高配当がでています。
2007年は17,18番人気が馬券に絡んで三連単で973万円という超高額配当が出ております。2011年は、単勝1番人気馬が1着、2、4番人気馬が2、3着と順当におさまったレースでした。しかし、次の2012年は、単勝人気が1番人気の馬が逃げ切り勝ちして、3番人気馬が2着でしたが、15番人気馬が3着に突っ込んできたため、これが絡んだワイドは万馬券、3連単は20万馬券でした。
そして、2013年は、単勝10番人気馬が後方追い込みという戦法で1着、6、8番人気馬が2、3と大荒れのレースで、馬連万馬券、3連複10万馬券、3連単は100万馬券で終わりました。
2014年は、単勝1番人気が逃げ切り勝ちでしたが、2馬がなんと17番人気、3着馬が12番人気となって、またもや馬連と2、3着のワイドが万馬券、3連複が10万馬券、3連単は60万馬券でした。
単勝・馬単・3連単の配当金(過去10年)
年 | 単勝 | 馬単 | 3連単 |
---|---|---|---|
2006 | 870円 | 11,590円 | 201,600円 |
2007 | 7,600円 | 85,620円 | 9,739,870円 |
2008 | 430円 | 3,600円 | 116,880円 |
2009 | 3,980円 | 39,660円 | 2,381,660円 |
2010 | 260円 | 2,680円 | 17,180円 |
2011 | 460円 | 2,160円 | 7,920円 |
2012 | 370円 | 2,630円 | 262,580円 |
2013 | 3,430円 | 56,570円 | 1,235,600円 |
2014 | 190円 | 15,860円 | 684,020円 |
2015 | 640円 | 5,990円 | 36,720円 |
馬券平均
単勝平均:¥1,823
馬単平均:¥22,037
3連単平均:¥1,468,403
ここまで、荒れるレースが続きましたが、2015年は、単勝1番人気は5着に敗れたものの3、4、2番人気の順で入線して、3連単でも3万馬券と馬券的には比較的落ち着いたレースででした。
いずれにしましても、NHKマイルカップは、単勝1番人気馬の信頼性は高いものの、2、3馬にとんでもない馬が絡むことが多いですから、連勝式馬券は手広く流すのが得策ではないかとデータは語っています。