NHKマイルカップは荒れる?三連単平均146万円!
NHKマイルカップはその名の通り1600mのマイルで行われるレースで、皐月賞や桜花賞のレースに出走していた馬が次のレースとしてNHKマイルカップが選ばれることがあります。クラシックのダービーやオークスは2400mと中距離路線のレースですから、距離適性の無い馬はNHKマイルカップを目指すことが多いです。
したがって、NHKマイルカップでは皐月賞や桜花賞で上位に入ったマイル適性のある馬が使われることが少なくありません。そうしたG1レースで実績を残した馬は能力が高く、レースで人気を集める存在となっております。人気上位馬が活躍しやすいことかから、単勝としては堅く収まることが多い傾向があります。(詳しくはNHKマイルカップの過去10年のデータと傾向を参照ください。)
東京競馬場は直線が長いために実力馬が能力を出しやすい環境があり、展開による紛れが少ないことも堅い要因となっています。しかし、2着3着馬には人気薄が来て荒れるケースも出ています。2007年なんかはまさに荒れた年で、17番人気のピンクカメオが優勝し、1番人気のローレルゲレイロは2着、さらに3着には最低18番人気のムラマサノヨートーが入着して三連単で973万という超高額配当を叩き出しています。
2013年は人気上位は全頭馬券圏外へと飛び、10番人気→6番人気→8番人気が入着して三連単で123万円が出ています。(詳しくはNHKマイルカップの歴代勝馬データを参照ください。)
単勝平均:¥1,823
馬単平均:¥22,037
三連単平均:¥1,468,403
2007年と2013年の2レースが平均をかなりあげていますが、そうじゃなくても人気薄がよく絡むレースで、穴党歓喜の狙い目レースと言っていいかもしれませんね。
3歳ではまだ成長途上の馬が多かったり距離適性の判断が付いてなったりするので、G1戦で大きな変わり身を見せる馬が出てくることが荒れる要因としてあります。したがって、単勝では人気馬の中から1頭の実力馬を選び、馬単や3連単では人馬を軸馬としてヒモには今回で上積みの期待できる人気薄馬を選んで高配当を狙うのがセオリーといったところでしょうか。