【NHKマイルカップ2016】オデュッセウスの予想と見解
オデュッセウス(牡3、美浦)
生年月日:2013年03月08日
調教師:手塚貴久
馬主:ユアストーリー
生産者:ノーザンファーム
通算成績:8戦3勝(3-1-1-3)
血統:父ファルブラヴ、母ライツェント
NHKマイルカップの予想・見解
オデュッセウスは、美浦の手塚貴久厩舎に所属する2013年生まれの牡の3歳鹿毛馬です。父ファルブラヴ、母ライツェント、母の父はスペシャルウィーク、ここまでの戦績は7戦して(3-1-0-3)となっています。
デビューしたのは、2015年6月の函館新馬戦です。ここでは、単勝1番人気で、芝の1200mを岩田康成騎手を背に勝ち上がっています。続く函館2歳ステークスは5番人気で14着に敗れますが、札幌に開催が移った9月のすずらん賞(芝1200m)では、1番人気で三浦皇成騎手で勝っています。
この後は、2ヶ月ほど間をあけて、11月の東京開催の京王杯2歳ステークス(芝1400m)に挑戦しましたが、6着に敗れました。同月に兵庫の地方競馬である園田の兵庫JGPに出場して3着となって、この年は5戦して(2-0-1-2)の成績で終わりました。
2016年は、1月の末、東京開催のクロッカスステークス(芝1400m)に出場して、5番人気で2着に来ています。2月は、阪神の重賞アーリントンカップ(芝1600m)に挑戦するも10着と敗退しました。そして、2ヶ月間をあけて使ってきたのは、京都の橘ステークス(芝1400m)です。ここでは福永祐一騎手で3番人気ながら1着となって、NHKマイルカップに向かう予定です。
過去のNHKマイルカップでは、人気薄で馬券に絡む馬の特徴として、新場、未勝利を勝った時に1番人気だったという馬が多く、直前に橘ステークスを勝っている馬も過去にいます。オデュッセウスの戦績をみてみますと、この過去の特徴に合っている部分がいくつかありますので、NHKマイルカップでは見逃せない馬でしょう。ただ、重賞では力が足りないといった印象もありますし、疲れも心配なので重い印は打ちづらいですね。
※4/28 回避決定。函館スプリントSへ向かうことに。
近3走の成績
クロッカスS(OP、東京・芝1400m)2016年01月30日 【2着】
1着 3-3 トウショウドラフタ(牡3)/田辺裕信/3番人気
2着 5-5 オデュッセウス(牡3)/戸崎圭太/5番人気
3着 4-4 ドーヴァー(牡3)/蛯名正義/1番人気
アーリントンカップ(G3、阪神・芝1600m)2016年02月27日 【10着】
1着 4-6 レインボーライン(牡3)/M.デムーロ/4番人気
2着 7-12 ダンツプリウス(牡3)/丸山元気/9番人気
3着 8-15 ロワアブソリュー(牡3)/F.ヴェロン/7番人気
10着 8-14 オデュッセウス(牡3)/武豊/8番人気
橘ステークス(OP、京都・芝1400m)2016年04月23日 【1着】
1着 8-11 オデュッセウス(牡3)/福永祐一/3番人気
2着 6-8 キアロスクーロ(牡3)/武豊/1番人気
3着 8-12 シゲルノコギリザメ(牡3)/太宰啓介/2番人気